当院で診療を受けたことがある方はやたらと写真を撮られる、、、感じていらっしゃる方も多いと思います。
当医院の宝は50万枚以上貯蓄されたこの診療記録である口腔内写真です。
当院では口腔内に変化があるとそのたびに口腔内写真を撮影しています。診療中は局所の観察にとらわれていることが多いです。口腔内写真は広角に撮影できるため、口腔内全体を俯瞰して診ることが可能です。また、過去の写真との比較には絶大な威力を発揮します。細かい歯列の変化は写真に残さないとわかり得ません。一回の状態を診るより、変化の傾向を診ることが診断に大きく役立ちます。診療後に毎日その日に撮影した写真をみていますが、写真を見て後から気がつくことも少なくありません。変化(悪化)の兆候を見逃さないようにすることで、長期的な安定・維持を目指しております。
また多くの患者さんの経験を次の症例に活かせるように努力しております。この診療記録の継続が歯科医師としての貴重な肥やしなっております。

診療記録の管理〜患者管理データベース

診療のデータから、材料管理、被せ物などの技工物管理、従業員さんの管理まで、あらゆるデータを当院ではFileMakerProを使用した自作のデータベースで管理しています。20年以上前から、日々ちょっとずつ改良を重ね、、もう趣味の域に入っています。

特に口腔内写真の管理システムは当医院のデータベースの基幹で日々の臨床に欠かせません。